入力する
オンスクリーンキーボードは、テキスト入力が必要な状況で自動的に画面に表示されます。連絡先情報、メール、
Web
アドレスなどのテキスト入力にキーボードが使えます。スペルミスの修正や入力予測などの機能があり、使う
たびに学習していきます。
Apple Wireless Keyboard
を使って入力することもできます。外部接続キーボードを使用するときは、オンスクリー
ンキーボードは表示されません。
30
ページの「
Apple Wireless Keyboard
を使用する」を参照してください。
テキストを入力する
使用する
App
によっては入力の修正候補が自動的に表示され、スペルミスを防止します。
テキストを入力する:
メモや新しい連絡先などのテキストフィールドをタップしてキーボードを表示してから、キー
ボードのキーをタップします。
26
第
3
章
基本
間違ったキーをタッチした場合は、正しいキーに指をスライドさせます。キーから指が離れるまで文字は入力されま
せん。
前の文字を削除する
をタップします。
ピリオドとスペースを簡易入力する
スペースバーをダブルタップします。この機能をオフにするには、
「設定」>「一般」>「キー
ボード」と選択します。
大文字を入力する
文字を入力する前に
Shift
キー
をタップします。または、
Shift
キーをタッチしたあと
押さえたままにし、文字までスライドします。
Caps Lock
をオンにする
Shift
キー
をダブルタップします。シフトキーが青に変わり、すべての文字が大文字で
入力されます。
Shift
キーをタップすると
Caps Lock
が解除されます。
この機能をオフにするには、「設定」>「一般」>「キーボード」と選択します。
数字、句読点、または記号を入力する
数字キー
をタップします。記号キー
をタップすると、さらにほかの句読点や記
号が表示されます。
アクセント記号付きの文字またはその他の
代替文字を入力する
同類のキーをタッチして押さえたままにし、目的の文字までスライドして選択します。
自動修正を使って「
'll
」を入力する
「
lll
」と入力します。たとえば、「
youlll
」と入力すると「
you'll
」になります。
入力のオプションを設定する
「設定」>「一般」>「キーボード」と選択します。
オンスクリーンキーボードを隠す
キーボードのキー
をタップします。
音声入力
音声入力に対応している
iPad
では、オンスクリーンキーボードで入力する代わりに音声でテキストを入力できます。
たとえば、
「メール」のメッセージや「メモ」のメモを音声入力できます。音声入力を使用するには、
iPad
がインター
ネットに接続されている必要があります。
音声入力をオンにする:
「設定」>「一般」>「キーボード」>「音声入力」と選択します。
音声入力を開始するときにタップします。
音声入力を開始するときにタップします。
27
第
3
章
基本
テキストを音声入力する:
オンスクリーンキーボードで
をタップして、音声入力します。完了したら、もう一度
をタップします。
メッセージに追加入力する:
もう一度
をタップして、音声入力を続けます。
句読点を入力する:
句読点を読み上げます。
参考:音声入力は、すべての言語または地域で利用できるわけではありません。機能は地域によって異なる場合が
あります。また、モバイルデータ通信の料金がかかる場合があります。
テキストを編集する
マルチタッチスクリーンを活用して、入力したテキストを簡単に変更できます。画面上の拡大鏡は、テキストの入力
や編集で挿入ポイントを移動するときに役立ちます。グラブポイントを使って、テキストの選択範囲を変更できます。
テキストと写真のカット、コピー、ペーストは
App
内だけではなく、別の
App
へも行えます。
挿入ポイントを配置する:
拡大鏡をタッチしたまましばらく待って、挿入ポイントを目的の位置までドラッグします。
テキストを選択する:
挿入ポイントをタップして、選択ボタンを表示します。「選択」をタップすると隣接する単語が
選択されます。「全選択」をタップするとテキスト全体が選択されます。ダブルタップすると単語が選択されます。テ
キストの選択範囲を変更するには、グラブポイントをドラッグします。読み出し専用の書類(
Web
ページや、受信
したメッセージなど)では、タッチしたまましばらく待って、単語を選択します。
グラブポイント
グラブポイント
テキストをカットまたはコピーする
テキストを選択し、「カット」または「コピー」をタップします。
テキストをペーストする
挿入ポイントをタップして「ペースト」をタップすると、最後にカットまたはコピーしたテ
キストが挿入されます。テキストを選択して「ペースト」をタップすると、選択したテキス
トが置き換えられます。
最後の編集を取り消す
iPad
をシェイクします。
テキストを太字、イタリック、または下線付
きにする
をタップして(タップできる場合)、「
B/I/U
」をタップします。
単語の定義を調べる
単語をタップして選択してから、「辞書」をタップします。
代替語を調べる
単語をタップし、「選択」>「候補」とタップしてから、候補の単語を選択します。
テキストの端を揃える
可能な場合は、端を揃えたいテキストを選択してから、左矢印または右矢印をタップし
ます。
キーボード配列
iPad
では、画面下部か、固定解除されて画面の中央にある分割キーボードを使って入力することができます。
28
第
3
章
基本
分割キーボードを使用する
キーボードのキー
をタッチして押さえたままにし、「分割」まで指をスライドさせてか
ら放します。
キーボードを移動する
をタッチして押さえたままにし、「固定解除」まで指をスライドさせてキーボードを画
面の中央に移動してから放します。
フルキーボードに戻す
キーボードのキー
をタッチして押さえたままにし、「固定して分割解除」まで指をスラ
イドさせてから放します。
フルキーボードを画面下部に戻す
キーボードのキー
をタッチして押さえたままにし、「固定」まで指をスライドさせてか
ら放します。
分割キーボードのオン/オフを切り替える 「設定」>「一般」>「キーボード」>「キーボードを分割」と選択し、
「オン」または「オ
フ」をタップします。
「設定」で、オンスクリーン・ソフトウェア・キーボードおよびハードウェアキーボードの配列を設定できます。使用
可能なレイアウトはキーボード言語によって異なります。
131
ページの付録
B
「各国のキーボード」を参照してくだ
さい。
言語ごとに、オンスクリーン・ソフトウェア・キーボードと、外部ハードウェアキーボードの配列を別々に選択できま
す。「ソフトウェアキーボード配列」で、
iPad
の画面上に表示されるキーボードの配列を指定します。「ハードウェ
アキーボード配列」で、
iPad
に接続された
Apple Wireless Keyboard
の配列を指定します。
30
ページの「
Apple
Wireless Keyboard
を使用する」を参照してください。
ハードウェアまたはソフトウェアのキーボー
ド配列を選択する
「設定」>「一般」>「言語環境」>「キーボード」と選択し、言語をタップして、ソフ
トウェアまたはハードウェアのキーボード配列を選択します。
各国のキーボードを追加する/削除する
「設定」>「一般」>「言語環境」>「キーボード」と選択します。
各国のキーボードを使用する
オンスクリーンキーボードの地球のキー
をタッチして押したままにすると、有効な言語
のリストが表示されます。その後、指をスライドさせて言語を選択します。
131
ページの
付録
B
「各国のキーボード」を参照してください。
自動修正とスペルチェック
iPad
では、多くの言語でスペルミスが自動的に修正されたり、入力中に入力候補が表示されたります。入力候補
の単語が表示されたときは、入力を中断せずに受け入れることができます。
候補を受け入れる:
スペース、句読点、またはリターンを入力します。
候補を無視する:
単語を最後まで入力して、候補の横の「×」をタップします。
その単語の候補を無視するたびに、タイプしたままの単語が
iPad
に表示されるようになります。
また、入力済みの単語のうちスペルミスの可能性のあるものに下線が引かれることがあります。
29
第
3
章
基本
スペルミスした単語を置き換える
その単語をタップしてから、修正候補のいずれかをタップします。
入力したい単語が表示されない場合は、その単語を再度入力します。
自動修正またはスペルチェックのオン/オ
フを切り替える
「設定」>「一般」>「キーボード」と選択します。
単語をキーボード辞書に追加する
「設定」>「一般」>「キーボード」と選択します。「新規単語を追加」をタップします。「単語」
フィールドに単語を入力しますが、「よみ」フィールドは空白のままにします。入力した単
語がキーボード辞書に追加され、入力したときにスペルミスとして識別されなくなります。
よみ
よみを利用することで、長い単語またはフレーズの代わりに数文字だけを入力できます。よみを入力すると、文字列
が展開されます。たとえば、「
omw
」は「
On my way!
」に展開されます。
よみを作成する:
「設定」>「一般」>「キーボード」と選択し、「新規単語を追加」をタップします。
iPad
が自動的に修正したり置き換えたりしないように、単語またはフレーズをキーボード辞書に登録する場合は、
「よ
み」フィールドを空白のままにします。
よみを編集する:
「設定」>「一般」>「キーボード」と選択し、よみをタップします。
Apple Wireless Keyboard
を使用する
iPad
では、オンスクリーンキーボードのほかに
Apple Wireless Keyboard
も使用できます。
Apple Wireless Keyboard
は
Bluetooth
で接続されるため、キーボードを
iPad
に登録する必要があります。
36
ページの「
Bluetooth
デバイスを登録する」を参照してください。
キーボードを
iPad
に登録すると、キーボードが通信圏内(最大約
10
メートル(
33
フィート))にあればいつでも
接続されます。キーボードが接続されている場合は、テキストフィールドでタップするときにオンスクリーンキーボー
ドが表示されません。
ハードウェアキーボードの使用時に言語を切り替える:
コマンドキーを押したままスペースバーをタップすると、使
用可能な言語のリストが表示されます。言語を選択するときは、再度スペースバーをタップします。
iPad
とワイヤレスキーボードの接続を解除する:
緑色のライトが消えるまで、キーボードの電源ボタンを押したま
まにします。
キーボードは、通信圏外になると自動的に接続が解除されます。
iPad
からワイヤレスキーボードの登録を解除する:
「設定」で、「一般」>「
Bluetooth
」と選択し、キーボード
名の横にある
をタップしてから、「このデバイスの登録を解除」をタップします。
ワイヤレスキーボードに別のレイアウトを適用することもできます。
131
ページの付録
B
「各国のキーボード」およ
び
28
ページの「キーボード配列」を参照してください。
30
第
3
章
基本